お題消化２。

今日もお題消化しようとおもいます。

シカいのってワケじゃないけどいの目線の話。

大体二部入ってちょっとした時だと思ってください。
↓

俺の生き方







「へぇ・・・中忍試験の係員やるの。」

「ああ・・・めんどくせぇけどな。」


シカマルが中忍になって２年半。
今となっては中忍ベストもさまになっている。


「・・・なんか最近、綱手様にこき使われてる気がするんだよな・・・。」

「・・・こき使いやすいし、アンタ。」

「何か言ったか。」

「別にィー。」


でもそれって信頼されてるって事でしょー？
私達よりも中忍になったのは早いとはいえ、１５歳で中忍試験の係員なんて役、任される位だし。


「アンタはさぁ。」

「何だよ・・・。」

「前は頼りなかったのに、今はこんな信頼されちゃって・・・。
・・・変わったのねぇ。」

「・・・そーか？」

「うん。」


本当、変わったわよ。
昔よりもっと冷静になったし、しっかりしてきたし。


「昔の不機嫌そうな顔も少なくなったしねー。」

「・・・そんな不機嫌そうな顔してたか俺。」

「あ、自覚なし？
ヒナタとか怖がってたわよ。」

「・・・・・・。」

「・・・ゴメンゴメン。傷ついた？」

「・・・多少。」

「あはは！」


・・・それも少し、寂しいような気もするけどね。


「とにかく、アンタには才能があるんだからさ。
それをもっと発揮しなさいよ。」

「・・・んなの、めんどくせぇし。」

「もったいないわよー。宝の持ち腐れじゃない！
頑張れば火影だって夢じゃないんじゃないの？」

「・・・はぁ。
・・・・・・あのなぁ・・・いの・・・。」

「・・・なによ？」


やれやれって感じにため息をつくシカマル。


「俺が欲しいのは地位でも金でもねーの。」


そういって空を仰ぐ。


「お前だって知ってんだろ？」



「・・・テキトーに忍者やって、テキトーに稼いで・・・。
美人でもブスでもない普通の女と結婚して・・・。
・・・そんな平凡な生活・・・。」


ゆっくりと語るその声はのんびりしてて・・・それで安心できる、昔と同じシカマルの声。


・・・あぁ。やっぱり。
今でも、アンタの人生設計はそのまま。

・・・こういうところは変わってないね。


「それが俺の生き方、だろ？」


久しぶりに見せたあの笑顔も、昔から変わってなくて。


「・・・そーね。
・・・それが一番、アンタらしいわ。」



出世なんかしなくてもいい。
今までどおりの生活ができれば幸せ。

平凡に、自由気ままに。


それが、アンタの生き方だもんね。







ＥＮＤ

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今回はハッピーエンド（？）で終わったぞーッ！（ぇ

シカマルの好きな言葉は「日々是平凡なり」だよね？（誰に聞く
二部でも変わってないといいなー。

本当、一部のシカちゃんの、ちょっと生意気そうな微笑とか好きです。
二部になってから穏やかというか・・・。うーん・・・。


二日に一回位はお題やっていきたいな。

・・・無理だと思うけど。（ぇ