生存確認&報告の場。
サイトにやっとフリー絵更新。
遅れてホントスイマセン;
今日は昨日文化祭があったので、その時の感想…と思ったんですがなんか色々ありすぎて大変だったので。
前から言っていたバンドの、感想の代わりにエッセイとかじゃないけど小説を(ぇ
なんかオリジっぽい。
半分フィクションです。
↓
深く息を吸い込んで、真っ直ぐ前を見つめた。
目が悪い為下の友人や親たちの顔は確認できない。それが幸いだった。
左右上方から照らす金色の証明の光が眩しく目を細める。
そして時々聞こえてくる「カイリちゃーん」という子馬鹿にしているのか、本気で応援しているのか定かではない声援に照れながら「うっせ」と小さく憎まれ口。
そしてもう一度、深呼吸をし冷静になるとつくづく思う。
自分が今、こんな所に立っているのが信じられない。しかも最前列に。と。
自ら某漫画作者の様なシャイなアンチキショーだと思っていた私が、なぜこんな所に?
今でも不思議に思う。
正直、初めの方は後悔していた。
確かに歌は好きだ。この場所を選んだのも私だ。でも、
私にこんな事できるわけがない。この私に。
ただの恥晒しだって。
でも、今は妙に清々しい。
いまだに信じられない。
緊張もしている。当たり前だ。
照れもあった。
しかし、「恥」なんてもう捨ててた。
今は楽しむしかないと。
もう誰かの目なんて気にしないで、やるしかないと。
結局自分で決めたんだ。やるっきゃねー。
そう思って、マイクの電源をONにする。
やっぱり声が震えてる。いきなり噛んだ。バカだな私。
それでも、
私たちに向けられる声援が妙に心地いい。
人前で話すって、こんな気持ちいいんだ。
「…頑張るんで、よろしくお願いします!」
横の相棒と、後ろのドラムに目で合図する。スティックのぶつかる音が聞こえた。
本日三度目になる深呼吸をして、4回目の音を迎える。
私の心境を含めて。
ていうか、緊張しすぎてほとんど覚えてないので凄い上乗せしちゃってるかも。
まぁでも、すごい楽しかったしスッキリしたのは確かです。
ここまで読んでくださり有難う御座います!
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